2014年2月9日の記録

お昼前、昨晩の雪がまだ残る東京の町へ。
誰彼ともなく雪の掃除、当たり前とはいえ、雪は勝手に溶けるかもしれないけれど、
自分のためだけでなくご近所さん、お客さん、または知らない誰かが怪我をしないため。
何もしない散歩屋とはしては、心の中で手を合わせて感謝するのみ。
ありがとうございます。

武蔵小山パルムの「パン工房 こみね」でコロッケサンド(250円)を買い、
行儀は悪いが食べながらパルムを歩き「林試の森公園」へ雪景色を見に行く。
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雪は溶け始め足元は悪かったけれど、子供達は雪だるまを作り、
大人達は45年振りの大雪を眺めながらゆっくり深呼吸して歩く。

いつもなら目黒方面か武蔵小山方面へもどるが今日は時間が早いので
祐天寺方面から「学芸大学駅」へ抜けてみる。
駅前の西口商店街を歩く、東京には駅の周りに商店街が多く散歩するには最適。
どうして商店街にそそられるのだろう、街の商店街、歩いているだけで嬉しくなる。

まだ時間も体力も充分にあるので東急東横線を「都立大学駅」の方へ歩く。
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柿の木坂陸橋」からパシャリ。

調子づいてきたので「都立大学駅」から「自由が丘駅」まで脚を延ばす。
気温も上がり、雪はさらに溶けて足元は悪かったけれど、
この辺りでももちろん雪掃除をしている人達が沢山いた。

仕事で雪掃除をしている人達もいたけれど殆んどが自主的に家の周りだけでなく、
通りを掃除しいている中学生くらいの男の子も、
好き勝手にフラフラ歩いているおじさんと違い世間に役立つ将来頼もしい存在。

緑が丘の静かな住宅街を抜けて「文化堂」の前をまがり「自由が丘駅」へ。
さすが自由が丘、オシャレなお店が多く、歩く人達も上品な雰囲気。
少し気後れしながら駅の周辺散策、見たこともない黄色オープンカーが違和感なく走る街。

そろそろ帰ろうかと思い、駅の方面へ。
すると駅前には昔からあるお店も沢山残っていて発見したのが「自由が丘デパート
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レトロな「自由が丘デパート」に入ると昭和のニオイがプンプンします。
地下1階から4階まであるビルの中に雑貨屋さんから日用品、食堂、スナックまで
まさしくデパート、素晴らしい自由が丘。

ここまで3時間ほど歩いている、でも気が弱いのかケチなのか一人お店でゆっくり出来ない。
散歩中はまるで山行中と同じく歩きながら食べるのが好き、時間を有効に使えるのと
精神的に子供なのか買い食いの幸福感が忘れられない。

そして帰路、電車でと考えたけれど時間と距離を考えればまだ歩けるぞ。

自由が丘を後にして緑が丘の方へ、東急目黒線緑が丘駅」を越えて
東京工業大学」を左に呑川沿にに歩いて「中原街道」へ出た。

雪のためか交通量の少ない「中原街道」を「洗足池駅」方面へ、左手に「洗足池公園」が見えてきた。
池にはアヒルボートが繋がれていたけれど今日は雪のため営業停止、アヒルも寒そう。

東急池上線「長原駅」を越え空腹時に襲われたので「ローソンストア100」へ入る。
遅い昼食?おやつ?を購入、「ヤマザキ つぶあん&マーガリン」、ビール、牛肉コロッケで締めて302円。
歩きながら食べる、牛肉コロッケはサックサックでジャガイモは甘く美味しかった。
ビールと「つぶあん&マーガリン」、人には言えない辞めれない食べ合わせ。

満たされたお腹で、さらに東急大井町線荏原町駅」を越えてお気に入りの
中延スキップロードの「リヨン 夢工場」へ寄る。
店頭でコッペパンを買おうと思ったけれど、今日は売り切れで店先のケースは空。
仕方なく店内へ、「塩だれハンバーガー」が魅力的だったけれどコッペパンの口になっていたので
ホットドッグパン(¥250)をひとつ買う。
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何時もの帰り道、大原通りを戸越公園へ向かって歩くと、以前から気になっていたパン屋さん。
豊町の「ヤマザキ サンロイヤル」、小さな街のパン屋さんで、おじいちゃんがヤマザキパン商品と
オリジナルの食事パンを売ていた。
もちろん、おじいちゃんオリジナルの食事パンを買う。
ナポリタンサンド(¥120)
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グラタンコロッケ(¥130)
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明らかに食べ過ぎ、だけど並んだパン4種類から2つだけにしたのだからエライ。

部屋にもどりお皿にパンを並べる、素晴らしい、今日買ったパンも美味しかった。
つくづく自分の食生活、食の好みは質素というか、子供っぽいというか。
でも飾り気のないシンプルなパンを頬張ると幸せな気持ちになれるのだから辞められない。